◆ 本邦初! 財務3表 シミュレータ Excel エクセル
財務3表は決算において作成する書類のうち、重要な3つの書類のことです。具体的には、貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、キャッシュフロー計算書(C/F)です。この財務3表のシミュレータが完成しましたので、アップしました。
久しぶりに会計を復習しようとして買った國貞 克則先生の本に「シミュレーションをして財務3表がわかった」とありました。すばらしい書籍ですが、シミュレーションについては具体的な記述がなく、著者がExcelを使ったことしか見つけられませんでした。
確かに、シミュレーションは仕組みを理解するには効果的です。
▽ 手書きやExcelへの手入力は面倒
いくら効果的でも、手書きやExcelへの手入力でシミュレーションをするのは面倒です。それなら自分で作ろうと考えたのが、本シミュレータです。
もともと、Excelについての執筆を仕事にしているし、簿記会計も12年間、教えていて知識もあります。
▽ 本シミュレータの4つの特長
本シミュレータには、独自の工夫をして、次の4つの特長があります。
(1) 1つひとつの取引を見える化する
Excelの自動色分け機能などを使って、取引が財務3表に与える影響を見える化するシミュレータを開発しました。ワークシート上にあるスクロールバーをクリックするだけで見える化する取引を選択することができます。手間をかけずに短時間でシミュレーションが完了します。

▲取引の見える化
(2) 2段階に分けてスッキリ理解
取引「事務用品を現金15万円で購入する」から財務3表に飛ぶと分かりにくいと思います。そこで、「事務用品費の増加、現金の減少」のような科目名と増減に取引を変えてから、財務3表に転記するという2段階で解説しています。
(3) 穴埋め問題にして完全に理解する
さらに、本シミュレータでは科目名や科目の転記先の金額を空欄にした問題を用意しています。この穴埋め問題を解くことで分かっていない部分が明確になりますので、知識を完全にすることができます。科目の選択画面を使って、キーボードから入力する手間を省くことも可能です。
(4) あらかじめ無料でシミュレータを試す
本シミュレータは、無料の試用版や具体的な操作の実演を公開しています。
▽ 本シミュレータの構成
本シミュレータは、左の取引データを右側にある財務3表に反映します。取引を反映した結果を見る際は、原則として上にあるP/L→B/S→B/Sのグラフの順に確認します。次に、下の中央にあるC/F 直接法を見ます。必要に応じてC/F 間接法を確認します。

▲ワークシート上の構成
◇書籍
解説書ができました。
▼「財務3表」の検索結果
◇ダウンロード
7.財務3表シミュレータ ver1.00 (kindle)
(ダウンロードするには書籍中のユーザー名とパスワードが必要です)
無料体験版を用意しました。機能はKindle本と同じですが、問題数の制限があります。
ダウンロード用のファイルは、ESET Smart Secutityを使ってウィルスチェックを行っています。
◇ 財務3表シミュレータの使い方
下の動画では、財務3表シミュレータの機能を紹介しています。
▼ 「A」シート~「Q2」シートまで実演しています。
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他にも、 会計についての新しいテクニックを開発しています。
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